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HOME > U.S. CPAとサクセスガイド > 合格者の現在:1.合格者の生の声 >石塚 恒雄(いしづか つねお)さん

合格者の現在

1.合格者の生の声

日本の会計士がUSCPAを学習することのメリット
石塚 恒雄(いしづか つねお)さん

金融機関でマーケット・投資関連のミドル業務(計数管理)に従事
2010年10月 U.S. CPA試験合格(ニューハンプシャー州)
FAR:97点(2010年10月/1回目)、BEC:87点(2010年4月/1回目)、
REG:97点(2010年4月/1回目)、AUD:94点(2010年10月/1回目)
全科目初回受験で合格

Q U.S. CPA試験にチャレンジしようと思われた理由やきっかけは?

もともと監査法人の国際部門に8年半勤務し、米国会計基準に基づく監査業務に従事していました。その間、米国の提携事務所へ1年半程赴任した経験もあり、USCPA自体は身近な存在でした。しかし、幸いにも関与先に恵まれ、業務のために会計・監査の英文マニュアルを調査することが日常的であり、テクニカル的に十分すぎる位勉強できたため、あえて仕事外でさらに試験勉強をする動機付けはありませんでした。

2008年に現在の金融機関に転職した後は、金融知識が不可欠であることは言うまでもありませんが、会計(日本に限らず米国やIFRSも含めて)、税務、法律等の知識を広く浅く求められるようになりました。これらを網羅的に学習し、自己の知識を全体的に底上げするためにUSCPA試験が最適と判断しました。

また、私の家庭の個人的なことではありますが、妻が出産後、再就職を目指してUSCPAを学習し2009年に合格しました。その後、日商簿記1級に合格した後に、実務経験なしにも拘わらず正社員として就職することができました。そのような努力する姿勢に刺激を受けたことも一因です。

なお、蛇足ながら、旧職の監査法人の1年目の頃(もう10年以上前ですが)、米国会計基準を学習するためにUSCPAの学習を志したことがあります。TACの教室講座に申し込みましたが、仕事に忙しいことを言い訳にして、気が付いたら自然消滅していました。監査現場では広く浅い会計知識ではなく、顧客の直面する問題点に特化した深い知識が必要なため、網羅的な試験勉強をしていなくても、その場その場で調べれば対応できてしまうのです。逆に言えば、この点が実務というものの怖いところだと思います。あの時にFARだけでも合格レベルまで学習しておけば、その後の監査業務での視野がもっと広がっており、より多面的な視点から顧客対応ができたのではと、心残りに感じています。

Q 学習開始時の英語力・会計知識は?

英語力はTOEIC 950程度、会計・監査の知識は実務レベルです。
学習した感想としては、かなり英語の読解を要する試験であり、英語力の高低により合否が相当左右されると思いました。換言すれば、合格レベルまで学習することができれば、英語力自体もかなりアップするのではと思います。私も、TACの問題集やBECKERの問題演習にかなり時間を割きましたが、練習をすればするほど読解スピードが速くなることを体感しました。

Q TACをお選びいただいた理由は?

日本の公認会計士を目指したころからお世話になっており、妻もお世話になりましたので、他校という選択肢は存在しませんでした。

Q TACの講座でよかったところ

教材がしっかりしていて、通信講座で自宅学習することを前提に詳細に記述されている反面、学習上のポイントが随所にまとめられていてメリハリがつく点だと思います。カリキュラムとしては、他校に比べて授業数が多いと言われていますが、そもそもかなり学習範囲が広い試験ですので、無理やり暗記する学習方法ではなく、しっかりと理解をしながら学習を進める形態をとる限り、必要最低限の授業数であると感じました。

Q TACでは通学・通信どちらで学習されましたか? 合格までの学習期間は?

通信です。
REGとBECを合わせて約5カ月、FARとAUDを合わせて約4カ月です。家族や子供との時間が優先のため、1日の平均勉強時間(土日も含めて)は約2時間です。トータル学習時間は約500時間であり、日本の公認会計士合格者の場合(700〜800時間が一般的)から英語力と英文監査経験を考慮すれば、平均的な時間数かと思います。

Q 合格までの学習法

学習方法は、全科目を通じて相違はなく、(1)テキストや授業によって内容の理解をする、(2)TACの問題集でマルチ(MC)の練習をする、(3)BECKERのCDでMCの練習をする、(4)問題練習を通じて発見した理解不足の点をまとめノートに書き込む、(5)MCがある程度仕上がったらBECKERでシュミレーションの練習をする、という流れです。各科目ともに試験範囲は広いため、試験直前(特に渡航中の飛行機や現地ホテル)に全体を見直すことができる資料を作っていくことが学習プロセスの根幹になります。まとめノートは、当然ながら自分でイチからサブノートを作るのではなく、内田先生のまとめテキストに書き込む(TAX、NPA)、講義テキストに書き込む(BL)、BECKERのまとめテキストに書き込む(AUD)、市販の米国基準本に書き込む(FAR)など形態は様々でしたが、各科目で自分が一番やり易い方法にしました。また、私の場合、妻の学習ノウハウを利用できたため、妻が書き込みしたテキストやまとめノートを見て、ポイントの把握をするように努めました。

学習の時間管理としては、問題演習を先行させるようにしました。勉強時間が、大体毎日夜11時前後からであったため、テキストを精読すると否応なしに睡魔を呼びます。そのため、ざっと軽く理解したら、とにかく直ちに問題演習をしました。当然ながら全然解けず、青ざめながら必死にテキストを見直すことになります。精神的には大変ですが、この方法は疲れていても眠くなりませんし、出題のポイントに絞ってテキストの確認ができるので、時間的には極めて効率的です。

Q 受験手続・受験時のエピソードなど

TACではブラッドリー大学の単位試験のおかげで、会計単位を追加取得することができました。NASBAへの受験手続は、TAC受講生サイトに詳細に書かれており、非常に役に立ちました。
受験は2回ともにグアムでした。かなり前から予約をしなくてはいけないというデメリットはありますが、飛行機で4時間弱であり時差もなく便利な場所だと思いました。現地情報もTAC受講生サイトにあったため、事前に確認しました。

Q これから合格を目指す方へのアドバイス

最近は、日本の会計士でUSCPAの勉強をする人が多くいると聞きます。おそらく、監査法人内部での人員余剰による昇進競争激化により、何らかの差別化を図る方が増えたためかと思います。会計士の自己啓発としては、言うまでもなく、顧客先の監査現場で七転八倒することに勝る勉強はありません。しかし、知識的にも経験的にも充実する4年目前後になり、若干のマンネリ感が出てくる頃には、USCPAの勉強をする好機だと思います。

個人的に感じますのは、日本の会計士がUSCPAの学習をする最大のメリットは、会計基準等を英語の原文で読める英語力を醸成することだと思います。もちろん、米国会計・監査基準や税法・ビジネス法等の知識を浅く広く習得でき、その過程で、日本の関連基準も含めて相互理解を高めることができます。しかし、単なる知識の習得であれば、書店で市販されている日本語版の専門書を必要に応じて読めば済むことですし、日本の会計士であれば読んで理解できるだけの素養があるはずです。多忙な日常の中で多くの時間を費やし、大量の英文と格闘することで得られることは、会計基準や海外事務所の英文マニュアル等を英語の原文のまま読解いくための基礎的素養です。もちろん、USCPAの合格レベルに達しても、全ての会計・監査・税務基準を英文ですらすら読める訳ではありません。でも、苦労して合格することによって得られた自信と英語力によって、少なくとも英文へ恐怖感がなくなり、日本の法令を小六法で調べるのと同じような感覚で英語の原文に入っていくことができるはずです。

米国会計基準業務に従事してきた経験で申しますと、英語の基準の行間を読むことは、原文を読むことが必須であり、どんなに巧妙な日本語訳を用いても無理だと思います。これは、英語と日本語の会計専門用語の微妙なミスマッチに加え、ビジネス慣行や法令体系の背景的事象の相違等にも起因します。そのため、会計・監査・税務・ビジネス法を全般的に学習することは、英語の原文を読む上で必須です。私が冒頭で、監査法人勤務の最初の頃に勉強していれば、その後の自分の視野の広がりが大きく違っていただろう、と後悔混じりで述べましたのは、米国の会計基準の実務をしながら屋台骨である背景的理解が万全でなかったため、見えるべきものが見えなかったという意味です。

今後の会計界の課題は、原則主義であるIFRSの実務への応用です。監査する会計士も、企業内会計士も、原文(英文)で基準の行間を読み、会計理論的背景を考慮しつつ個々の処理判断をしていくことが必須と考えます。

私の現在の業務は金融機関における投資関連の計数管理(予算の作成、実績との比較分析、会計税務に関する全般的アドバイス)ですが、USCPAで学習したことは、日常業務にかなり役立っています。投融資の英文契約書を読む機会が多いですが、BLを勉強したお陰で、勉強する前は気がつかなかった法律専門用語の意味が分かったりして、契約内容をより深く理解できるようになりました。また、米国子会社の税務では、申告業務を委託している現地会計事務所にポイントを絞った質問ができるようになり、彼らからの回答をより深く理解できるようになりました。また、USCPAの学習でお馴染みのリサーチ(条文検索)の経験を活かして、米国歳入庁のWEBで税務条文を検索し、節税のためのアイデアを考え、会計事務所と交渉し、社内宛にも分かりやすく説明できるようになりました。自分の視野が大きく拡がったことを実感する毎日です。
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