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HOME > U.S. CPAとサクセスガイド > 合格者の現在 > 合格者の生の声 稲垣さん

合格者の現在


1.合格者の生の声

稲垣 耕一さん
50歳のチャレンジ
稲垣 耕一さん
プロフィール: 東京スター銀行コーポレートファイナンスグループ
ヴァイスプレジデント
2007年3月米国公認会計士試験合格
大学卒業後、住友銀行入行。国際業務、投資銀行業務に携わり、12年間の海外駐在経験も持ち、海外M&Aの案件なども手がける。2005年より東京スター銀行にて国内法人取引を統括している。

稲垣さんは、FAR,BECの2科目は一発合格。このまま順調に残り2科目も合格できそうと思ったものの、残り2科目は不合格が続き、合格までの道のりは決して平坦ではなかったようです。そんな稲垣さんの合格までの体験談を伺いました。
再就職までの3ヶ月間に集中して学習できて、さらに再就職後も仕事をしながらチャレンジできることを探していたときに米国公認会計士試験の存在を知る
【Q】稲垣さんが米国公認会計士試験にチャレンジしようと思われたきっかけは何でしたか?
【稲垣さん】学習を開始したのは2005年1月でした。当時勤めていた三井住友銀行を退職し、4月から東京スター銀行への就職が決まっていたので、この3ヶ月間を有効に使える勉強をしようと思い立ちました。はじめは日本の公認会計士試験とも考えたのですが、4月からの再就職が決まっていましたので、4月以降、働きながらだと厳しいかなと思っていたところTACの米国公認会計士講座のパンフレットを見て、これならこれまでの銀行勤務で培ってきた財務知識や英語力を生かしてチャレンジできるのではと思い学習をはじめました。
当時、息子が司法試験、娘が大学受験にチャレンジしていたので、子供も頑張っている手前、親父としても子供に負けたくないという意地もありましたね。
また当時私は48歳でしたので、「50歳までに何かを成し遂げたい」という漠然とした気持ちも後押ししたように思います。

DVD通信講座で集中して学習。教材を持ち歩いてコマ切れ時間を活用
【Q】受講形態は?
【稲垣さん】DVD通信講座を受講しました。これは1月から3月までの3ヶ月間である程度集中して学習したいと思ったからです。 DVD 1巻あたりの収録時間が約3時間、これが100巻近くもあるので、受講前にアドバイスいただいた先生からは、「一気に集中して学習するのは少し厳しいかもしれません。」と言われましたが、私は集中できるほうだと思いましたので、やってみることにしました。集中して全部学習するために、前の年の春からのコースのDVDをまとめて送ってもらい、1日12〜13時間ずつDVDを見て、1ヶ月間でとりあえず全巻見ました。また受験に必要な単位を取得するため、TACで提携している米国の大学の単位認定試験の単位も3月までに取り終えました。

この間DVDは2回繰り返して見ました。4月以降は仕事が始まって、平日は忙しくなりましたが、毎朝丸の内線の始発の荻窪駅から座って通勤するようにして、この地下鉄に乗っている25分間集中して勉強するようにしました。土日にゴルフに行くのも我慢しましたね。私はお酒も好きなほうなので、飲みには行きましたが、いつも教材は持ち歩くようにしていました。

私はこうした移動中の時間などの「コマ切れ」の時間を使うようにしていました。この方法は効果的だったですね。と言いますのは、 問題を解いている時に「あっ、ここはあの時電車の中で勉強したところだ」、とか「ここは飲みに行ったときに覚えたところだ」というように、学習した時の周りの景色や状況とセットで思い出すことができ記憶が補強されたからです。

FARとBECは一発合格。でもそこからが苦しかった
【Q】合格までの道のりについてお話いただけますか?
【稲垣さん】はじめのうちは結構順調に学習が進み、FARとBEC2科目は2005年11月の試験1回で受かりました。特にFARはU.S.CPA試験全体の50%強のボリュームがあると先生から聞いていましたので、2科目合格した時は、内心「このまま順調に残り2科目も合格できるのでは」、と思ったのですが、実はそこから、今回(2007年2月)AUDに受かるまでの1年3ヶ月間が、はっきり言って苦しかったですね。

まずREGについてですが、ビジネスローについては、私は米国での仕事の経験があったので比較的取り組みやすかったのですが、税法は苦労しましたね。しかも毎年改正がありますし。米国の人は自分で確定申告している人がほとんどなので苦労しないのかもしれませんが、自分にはなじみがなかったので、とにかくDVDを何回も繰り返して見ました。そんな感じでREGは3回目の受験でようやく受かりました。

残りはAUDだけになりました。私は当初、この科目は暗記で乗り切ろうと思っていたのですが、実際は一番難物の科目でしたね。とくにWritten Communicationの文章問題で自分の意見を書くことが要求されているのですが、他のFARとREGのWritten Communicationは数式があって、この内容に沿ってまとめるといった感じで、部分点がもらえていたような気がしたのですが、AUDは公認会計士として正式な文章を書くことが求められていたように思います。私は英語で文書を作るのが苦手だったので、このAUDのWritten Communicationでは部分点ももらえていなかったような気がします。2006年8月に受けた1回目は74点で落ちてしまいました。 そこで、2回目(2006年11月に受験)はマルチ(=マルチプルチョイス、択一式の問題)の正答率を上げてカバーする作戦で臨みました。1回目と同様にWritten Communicationは難しかったのですが解き終えてみての感触は良かったのです。そして2006年の12月のクリスマスイブの日、結果が届きました。しかし、またもや1回目と同じ74点で落ちてしまったのです。この時は相当ショックでしたね。ひょっとして日本人に対して偏見があるのではないか、とか採点方法に疑念を抱いて、米国CPA協会に質問しようかとも考えました。でも、もう3科目受かっているのだから、今さら、引くに引けないと気を取り直し、2007年の正月も返上して学習しました。最後は、SAS(監査基準書)の何条には何が書いてあるのか空で言えるようになりましたね。私はコンピュータの操作が苦手なほうで、ちょっとしたことでも慌ててしまうので、とにかくマルチで高得点が取れるように自分にプレッシャーをかけました。はっきり言って、試験でここまで苦労したことがこれまでなかったので、今回3度目(2007年2月)のチャレンジでAUDに受かった時は本当にうれしかったですね。

「試験合格」と「仕事に役立つ知識と英語力」を得ることができて一挙両得
【Q】受験勉強を振り返ってみての感想はいかがですか?
【稲垣さん】U.S.CPAの受験勉強を通じて学んだことは実際の仕事をしていく上でも参考になりますね。

例えば、FARやBECで学ぶ財務会計、管理会計について言えば、現在勤めている銀行のトップが米国人なので外国人の経営者などはこのFARやBECで学ぶ内容を身に付けていて、仕事の場面においてこれらの理論や考え方でアプローチしてきます。しかし日本の銀行員はこの内容を知らない人が多いですね。

学習を通じて、財務会計、管理会計の知識が整理できて、かつレベルアップできたこと、米国ビジネスローの考え方は遅かれ早かれ日本国内のビジネスの世界にも入ってくると思いますが、それを先取りして学習できたこと、そして監査の考え方はもともと米国から来ていますから、米国のオリジナルの内容で学べたことなど良かったことがたくさんあります。

試験では重箱の隅をつつくような問題は出ませんでした。もちろん、試験に受かることも大事でしたが、同時に仕事に役立つ知識と英語力も身につけられて、私にとっては一挙両得だったと思います。

その他合格したことで、良かったことは、もちろん話の種になるだけでなく、私にとって将来の選択肢も広がったことですね。今のところ転職は考えていませんが、外資系の企業などの求人を見ていますとCEOやCFOで“MBA or U.S.CPA Preferred”(MBAかU.S.CPAが望ましい)という条件があるものがあるみたいですね。

TACで受講して良かったところ
【Q】TACの講座で良かったところは?
【稲垣さん】内田先生、杉浦先生の講義が特によかったですね。杉浦先生が講義の中でおしゃっていた問題が本試験でも出て本当に感謝しています。通信受講でしたので質問は、質問カードを利用しましたが、質問にも丁寧に答えていただきありがたく思っています。 あとは、Beckerのフラッシュカードも購入し、活用しました。これはよかったです。いつも持ち歩くようにしていました。

U.S.CPA合格者は今後ますます必要とされる存在になる、ただ自分が合格した後、どう活かすかを考えてチャレンジしてほしい
【Q】これからU.S.CPAにチャレンジしてみようかなと思っている方へのアドバイスがありましたらお願いします。
【稲垣さん】私の場合、きっかけはプラスアルファで何かやりたいと思って始めました。趣味的、自己啓発的な動機で学習を始めていただいてもよいと思いますが、この試験に合格してすぐに仕事、収入に結びつくかどうかは人によって状況が変わってくると思いますので、自分の価値観、職業観に照らし合わせて、取ったほうがよいか、合格した後この資格をどう生かすか、ということも考えてチャレンジされるとよいと思います。英語と財務会計の知識がどれくらいあって、合格までにどれくらい上乗せが必要かということも自分なりに分析してみるのも良いと思います。これからU.S.CPAの試験にチャレンジしてみようとお考えの方の中には英語が好きな方や会計の勉強をしてきた方、実務に携わっている方もいらっしゃると思います。どなたにとっても合格までの道のりは楽なものではないと思いますが、もし仮に「英語と会計、どちらが得意な人のほうがこの試験には有利ですか?」と聞かれたなら、私なら「英語が得意な方のほうが多少苦労が少なくて済むのではないでしょうか。」と答えると思いますね。
また、日本ではAUDの分野の知識がある人材が不足しています。そういった意味でU.S.CPA合格者は今後ますます必要とされる存在になると思いますね。
ご健闘をお祈りしています。

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